
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
KOBORI-Thailand代表のKOBORIでございます。
2021年7月末より急に再開されたバンコクのロックダウン。おうち時間が長くなるにつれ、ネットフリックスやディズニーホットスターやオリンピックなど、すべて見尽くしてしまった方も多いかとお察しします。
そんな方々に、私KOBORIより朗報がございます!
手作りの木製カートでチキンレース
場所はチェンマイの山奥。レースの特設会場には多くの山岳民族が集まり、手作りの木製カートでチキンレースを繰り広げます。木製カートのエンジンとなるのは、山の傾斜のみ。よってスタート時、サポーターによる背中の押し具合で勝負の90%以上が決まると言っても過言ではありません。
それぞれの部族の名誉をかけ、男たちはひたすら山を下ります。手作りの木製カートには、そんな部族の誇りが詰まっているようです。
番組のタイトルは「ชาวเขา จ้าวความเร็ว(チャオカーオ ジャオ クワームレオ)」。意訳すれば、山岳民族スピード王決定戦 といったところでしょうか。
たまにめっちゃ早いヤツが出てくるのですが、大体ゴール直前で曲がり切れず、ガードレール代わりの牧草に激突してクラッシュします。それがこのレースの醍醐味でもあるようですが。

※素人の私が見た感じでは、色んな部品をつけて早くしようとするより、このおっさんのようにタイヤだけしかないシンプルなカートの方が安定していて、しかもめちゃくちゃ早い印象…
でもこのレース、初めて見た気がしない。その既視感の正体
このレース、今回のおうち時間のおかげで初めて知ることができたのですが、なぜか初めて見た気がしませんでした。
その既視感の正体とは…
恐らく、毎年琵琶湖で華々しく開催されていた鳥人間コンテストかと思われます。鳥人間コンテストは、素人やセミプロが集まって作った自家製飛行機の飛行時間や飛行距離を競う訳ですが、ググってみた所、未だに毎年開催されているようでうすね。知らなかったです。
ただ鳥人間コンテストと大きく違うのは、この競技は山岳民族限定のようですので、競技人口がまだまだ少ないこと。将来的には、今回の東京オリンピックでのスケボーのように、正式な競技としてエントリーされることも想像に難くありませんので、競技人口の少ない今の内にたくさんトレーニングを積んで、目指せ金メダル!