
日本人は突き詰める人が多いんですね。何事も。
日本がかつての世界の工場だったのも頷けます。職人気質の人が多いし、何事も突き詰める人が多いみたい。
タイ人でもそういう人は稀にいたけど。ミュージシャンなんか、特に凄い際立った人たちが多かった。
でも会社のタイ人の同僚とか、どの角度から突っついても何も出てこない事が多くてがっかりしたり。
日本では、仕事で現場の人を顧客へ連れて行ったり、今まで知らなかった人と丸一日過ごしたりする事も多いのだけれど、色んな角度から話してると絶対何か出てくる。
今宵は、そのような時間を私と過ごした現場肌の2人の物語をお伝えしようと思います。
やっぱり山が好き

現場で30年以上モノづくりに携わってきたAさん56歳。
普段は俯き気味で仕事に没頭し、誰と喋る訳でもなく。定年まであと4年に迫った今、何がほじくり出せるのか。それが僕に与えられた命題でした。
結果は山でした。肝臓を悪くしてからウォーキングをするようになり、気付いたらそのまま山に登っていたそうです。
今ではすっかり健康体となり、毎週末山に登っています。
やっぱり城が好き

入社して5年目、期待の若手として現場で活躍するBクン28歳。
体がそこまで強くないものの、メガネの中で色々試行錯誤して現場を走り回っています。
そんな彼から聞き出せたのは、城が好きということ。
全国津々浦々、城を訪ねては物思いに耽っているそうです。戦国武将の必勝アイデアを現代に生かそうと励んでいます。
山が好き+城が好き=山城が好き

ここまで来て、とんでもない事実に気付いてしまいました。
山が好き+城が好き=山城が好き、という事実です。
まだご健在なのかご他界されたのか定かではありませんが、山城が好き!という事実に変わりはありませんので、ここで終わりたいと思います。チョメチョメ