
コロナ何とかの影響やらで、タイにも不況の波が迫っています。
当初、GDPの5分の1?を占めるという観光業に始まり、
市場で物が売れない事から、製造業の方にもそのしわ寄せが来ています。
実際、あれだけ貯金をしないと言われてきたタイ人ですが、
タイ中央銀行の発表で、2019年末から2020年6月までで貯蓄率が14%以上
増えているとかのいないとかで、
あのすごいタイ人の購買力を知る一人の外国人として、
にわかには信じ難い思いです。
そして、巷で新たなタイ語を耳にする機会が増えました。
それが今回紹介するカー トックジャイ
すなわち、びっくり料になります。
ブラック企業でなければ、従業員を解雇する際に云々かんぬんの保障金がつくわけですが、
その中で、突然解雇を言い渡された人たちに配られているのが、このびっくり料です。
KOBORIの周りのタイ人も数人がこのびっくり料を貰っており、
本当にびっくりしたとの事でした。
想像するに、下記のような状況下で渡されるのではないか、と考えています。
人事部長:「KOBORIくん、びっくりさせて悪いんだけど、君は我が社の現状を分かっているよね?」
KOBORI:「は、はい。」
人事部長:「今の業績では、部署によって余剰人員が出てきてしまっている状況だ。つまり…君のような…、分かってくれるよな」
KOBORI、机の下から渡された札束を無理矢理握らされる