
どうも。KOBORI-ThailandのKOBORIことコボリです。
コロナフィーバーの中、みなさんさぞ元気にお過ごしの事かとお察しします。
この前、少し恥ずかしい経験をしてしまいましたので、皆々様と経験を共有して、あの時の恥ずかしさが少しでも薄まらないか、検証させて下さい。
骨の奥にまでしみ込んだタイ文化
バンコクの町に住んで早10年を越え、すっかりタイ文化が体に染みついています。
回答に何か期待する訳でもなく、形式的に「ギンカウルーヤン(ご飯食べた)?」と挨拶をしたり、基本的に待ち合わせの時間に家を出発するので、待ち合わせの時間に間に合ったことがありません。
また基本的なところでは、目上の人に対して高い位置からワイ(合掌)をしたり、逆に目下の人からのワイに対して、低い位置でワイをしてワイ返しをしたりするのが、完全に体に染みついています。
今回は、このワイが元になって引き起こされてしまった事件となります。
道端で不意に振られたワイ
あるコロナ日和のバンコクの街角にて。
所在無げに歩いていると、すれ違ったタイ人のOLから急にワイをされました。そして反射的にワイを低い位置で返しました。
最初は新手のナンパかと思いドキドキしたのですが、よくよく考えれば40前の加齢臭を放った私などに、今どきのOLが振り向くはずもありません。
かと言って、彼女の顔に見覚えもなく、ほんの数秒の間ですが気まずい空気が流れました。はて、彼女は一体誰なんだ?ライブハウスに来てたお客さん?はたまた取引先に勤める子?
僕が後ろを振り返った瞬間、まるでタイタニック号がぶつかった氷山のように、謎が氷解していきました。
そこには、精霊を祭る祠、サンプラプームがありました
