
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。KOBORI-Thailandことコボリです。
江戸っ子気質の一つとして考えられている「宵越しの金は持たない」。
タイ人の中には、それを悠々と越えていくような気質を持ち合わせている方が大勢いて、
何とも頼りがいがあります。
例1) 最新のi phoneを購入
知り合いのタイ人の女の子は、バンコク郊外の調味料工場で品質管理の仕事をしています。
大学を卒業して2年間この工場で働いており、お給料は18,000バーツほど。
近所にある実家から通っており、
娘が心配でしょうがない親が多いタイにおいて、この家庭もその例に漏れず、
毎日、お母さんが車で送り迎えしてくれ、また実家では農業と養殖を営んでいる為、
食費の出費と言えば、たまに買ってくる肉類だけ。
お給料18,000バーツに対し、本人の出費はスマホ通信料とショッピング代を合計し、
月1,000バーツ程となっているとのことです。
なるほど、このようなケースではお給料の低さを貯蓄率の高さがカバーしている為、
月17,000バーツの貯金×3か月以内で4万バーツのi phoneに手が届くのも、
理解できない、というほどのレベルには達していないかと思います。
例2) クレジットカード天国から地獄へ
私の日本人の友人A子さんのタイ人彼氏ウドムさん。
バンコク郊外の日系工場の通訳として勤務しているA子さん。
工場のラインでひた向きに働くウドムさんの姿に恋をしたそうです。
ウドムさんはバツ1、2人の子持ちで、
田舎に住む別れた前妻に、子供の養育費含め、毎月2,000バーツの仕送りもしています。
お給料は、残業代も入れて15,000バーツほど。
また40歳ということで、年長者として頻繁に後輩たちと飲みに行きます。
もちろん、支払いはウドムさん。
そんなウドムさんですが、アパート代、日本人彼女との交際費等々諸々が重なり、
家計の方がおかしくなってきた事に気付きました。
そんな時、ウドムさんの前にクレジットカードという天使が舞い降りてきたのです!
その後、ウドムさんは短期間に多数のクレジットカードを作成、
全てのクレジットカードの限度額を使い切り、
ブラックリストに載ったのは言うまでもありません。
後輩たちと飲んでいてクレジットカードでの支払いができない際は、
A子さんを呼び出してお支払いをお願いする等機転を利かしていたようですが、
こちらの天使もウドムさんに愛想が尽きてしまい、ついに破局を迎えることとなりました。