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切られたはずの電話から聞こえてきたのは…

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皆さん、如何お過ごしでしょうか。

さて、今や令和を生きる現代人にとって必須となった電話。

かつては一家に一台、いや村に一台しかなかった電話、それを持ち歩いて歩くことができるなんて、どこの村長が想像したでしょうか。

未だに電話慣れしていない僕ですが、もともと姿の見えない相手と喋るのがあまり得意な方ではなく、いつかかってくるかもしれない電話に怯えながらプルプル暮らしているのですが、今回の調査で、電話の切り方のポリシーに関しては、人それぞれ考え方がある事が分かりました。

一刻も早く切りたい僕、先に電話を切るのは失礼だという友人

電話の切り方に人それぞれのマナーがある事に気付いたのは、ある日の夕暮れ、友人と話していた時の事です。

僕は、電話の用件が終わった後で、電話を切る前から受話器の向こうの誰かと喋り始められたりするのを極端に嫌っており、なぜなら向こうのギャラリーに僕の電話の内容の悪口を言いふらされているような思い込みがあったりしたからで、実際にタイ人の部下と電話した後などは悪口悪態が聞こえてきた事もあったりして、それからというもの、要件を伝えたら光の速さで電話を切るのが癖になってしまいました。

…ところが友人が言うには、相手に先に切られると寂しい気持ちになるから、相手が切るまで電話を切らないようにしている、との事でした。

その時、人によってここまで電話の切り方に対する考え方に違いがあるという事実に初めて気づいたのです。

逆に電話に出てからも他人と喋り続けるタイプの人

また逆のパターンで、先に電話に出ておいて、受話器の向こうの誰かと要件を済ませた後、こちらに向かってしゃべり始めるタイプの人もいます。特にタイ人には多いような気がします。

ショックだったのが、可愛がっていた会社の部下のタイ人女子に電話したところ、「トーマータマイワ!(何で電話してきたんだよ、コイツ!)」と言う奇声の後に、猫なで声で「ハロー、ピー!」と電話に出てくれた時です。

本人は聞こえていない体でしゃべり始めましたが、あまりにもショックだったので、「全部、聞こえてたよ」と伝え、丸く収まりました。

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第二次世界大戦より現地採用でタイに居住。常に新しい情報が求められている現代に疑問を感じ、バンコク回想録的な古い情報で郷愁に浸る日々。

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-あれから13年 ただの都会に感じられるようになったバンコク 序章~第5章
https://note.com/kobori_thailand/n/n897a43adc760?magazine_key=meea26f633fad