
どーも、長い間お待たせしました。KOBORI-Thailandの小堀ことコボリです。
“世間”というものを意識してしまったら、それなりの人間にしかなれないと意識した高校時代。「一般の人とは違う事をすればいいんだ」と解釈し、それからは逆張りの人生を歩んで来た訳ですが、実際投資とかをしてみると”逆張り”が如何に有効か、痛切に感じます。あの時の判断は間違いではなかったんだ!
ところがある時から行き過ぎてしまったらしく、逆張りするはずべき”世間”というものが何なのか、全く見えてこなくなってしまっていました…。
それを15年ぶりの日本生活で改めて体感し、「はは~ん、これが世間なのか」という実態が、おぼろげながら掴めてきました。
とは言え、芸能人と結婚すると”一般人男性”と形容される人だって、当事者からしたら一般人vs一般人な訳で。どんな一般人だって自己の中に秘めたものは一般と言えるようなものではなく個性があるはずですから、”世間”と言った所でその内容は多岐に渡るのでしょう。
そんなある日、スーパーで買い物をしていると、腰の曲がったお婆ちゃんのTシャツに目に飛び込んできたのです!
滲み出る私の夢

タイでもオモシロTシャツが流行っていたりしますが、べタな所では「日本人彼氏募集中」とかでしょうか。
自分の身にまとっているものにはその人の心情が現れる、という話を聞いた事があるようなないような気がします。実際、大阪のおばちゃんがヒョウ柄の服を好んで着るのはそのような経緯があるようです。
若い娘さんだった頃は、若い男たちの視線に晒され、無地のTシャツで地味に暮らしていた所、ある日気付いてみるとそんな輩などいなくなっていた…。追われる側から追う側になって、無地のTシャツにヒョウ柄の模様が表出したのがその始まりであると聞いたことがあります。
その日、夕食用のブロッコリーを求めてスーパーに赴いた僕は、目の前で白菜を選別している腰の曲がったお婆ちゃんのTシャツにくぎ付けになりました。そこにはお婆ちゃんが長年抱き続けてきた思いが滲み出ていたからです!
オラの夢は幾つになっても変わんねー

誰もが一度は思い描いた事のある野望、世界征服。
目の前で白菜を選別するお婆ちゃんがそんな事を考えているなんて、日本も捨てたもんじゃねーな、と思いました。
お婆ちゃんの夢がきっと叶いますように~。Dreams come true~