
ハッピーソンクラーン!何ておめでたいのでしょうか。
暑いですが、本当にタイ正月はいいですね。
タイに来て早10年を越えたぐらいからでしょうか、よく面白くない人たちから、
「お前、もうタイ人だな!」とかつまらないことを言われる事もあり、
タイ長期滞在者の例えがつまらない被害者の会、を結成しようかと目論んでいます。
とは言え、未だに慣れないのがタイ式家屋での生活です。
屋根はタイを彷彿させる三角屋根、
二階は暑さ除けの意味合いがあるらしく、基本的には1階で生活するのですが、
それでも朝晩以外は身動き取れなくなるくらい暑いです。
エアコンを取り付けられるくらい部屋が密閉できている訳でもないので、
日本の冬がタイにあるとすれば、隙間風で死に至る建築レベル。
扇風機を全開にして汗を垂らしながら、
辛うじて座っているのが正しい日中の過ごし方となります。
あとは基本的にプライベートな空間、という発想が乏しいようで、
家の大きな観音開きの扉を開けると、だだっ広い居間が広がっており、
トイレと水浴びの時以外は、ずっと誰かと同じ空間を共有しています。
タイの田舎では、基本的にエアコンのない家も多いので、
バンコクに来て初めて出会ったエアコンを、扇風機の発展形と捉えている方が多いようです。
その発想が、この国際都市バンコクであってさえも、中流以上のホテルであれば
空間を冷やすのではなく、エアコンから噴き出す冷気を直接浴びられる
扇風機仕様のエアコンと出会える原因のようです(KOBORI調べ)。
バンコクで雪山に遭難した上司、会社を休む
ある気持ちの良い朝でした。
会社へ出勤してメールをチェックしていると、ふと日本人上司から電話に着信がありました。
「KOBORIクンごめんな。実は昨日おれも知らん間にアパート停電になってもうて、
朝起きたらエアコン全開になってたんよ。
ほんで雪山で遭難する夢みてな。ペラッペラの毛布一枚で雪山で一晩越せるはずもないがな、風邪ひいてもうた。よろしく」