
皆さん、如何お過ごしでしょうか。
ある人は健康に、ある人は不健康な毎日を送られている事と思います。
日本で働く外国人が本当に増えましたね!コンビニに行っても飛びかうのは中国語やヒンディー語、ベトナム語ばかり。それらをカタコトでしか喋れない者としては、肩身の狭い思いです。
実際、外国人の店員さんを雇うようになってから、客のクレームが減った、という効果も出ているようで、クレーマー対策にも良さそうですね。
ここのローソンはインド人スタッフ、ここのセブンは中国人、あそこのファミマはベトナム人が回している等々、特に接客業を中心とした状況が様変わりしています。
知り合いが働く某寿司チェーンでは、バイトのシフトを回すのに都合が良いとの事で、店長がベトナム人となりました。
そんな多様性が当たり前になった日本で、タイ人のAクンは技能実習生として働く事になったのです!
ここは日本。タイ語はトムヤムクンとガパオしか通じない

Aクンにとって初めての海外、ジャパン。
成田空港に降り立つと10月の心地よい風がうなじを撫でました。電車に揺られ、山無し県にある工場へ向かいましたが、タイ語が通じない世界というのが初めてだった為、工場に辿り着くのも一苦労。
ガパオやトムヤムクンが通じても、電車の乗り換えには役立ちませんでした。
工場の隣には寮があり、そこに住むことになるのですが、食堂や共同浴場のある寮での生活も、韓国の果樹園で働くより労働環境は悪くなさそうでした。
しかし事件は、翌日の朝に起きたのです!
朝の共同浴場にて。まさかの恐怖体験

翌朝、目が覚めると、Aクンは初出勤前に一シャワー浴びようと共同浴場に降りていきました。
ところが、ごった返しているかと思っていた共同浴場には、Aクン以外誰もいませんでした…
「あれ、おかしいな。この寮には100人以上の社員が住んでいるはずなのに。僕は4次元の歪みにでも入り込んでしまったのだろうか?」
日本人は朝シャワーを浴びないと知ったのは、それから一年後でした。