
皆様、如何お過ごしでしょうか。コボリタイランドです。
隣国マレーシアではリタイアメントビザ発給の条件が厳しくなり、大国に振り回され続けるアフガニスタンには終わりの見えない闘いがあり、これからの時代を生き抜いていくにはあまりにも世知辛くなってきました。
ただそんな時代にあっても臨機応変に生きていけばいい、という事を同僚のタイ人が教えてくれましたので、皆様にもシェアさせて頂きたく思います。
観音様、私は牛肉を食べません
タイでは、観音信仰を持つタイの仏教徒は、牛を食べないといわれる。 これは、観音様 の出家を反対した観音様の父親が、生まれ変わって牛になったと信じられているからで ある。 つまり、観音様の父親に敬意を表して食べないということがある。 これに加えて、宗教上の理由とは関係なく牛を食べないというタイ人はもともと多い。
農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_enkatu/pdf/thai0.pdf
タイに移住してきた当初から気付いていたのですが、周りに牛肉を食べないタイ人がやたらと多かったです。それに加え、個人的にタイの牛肉の味が僕の舌に合わなかったので、自然と牛肉を避けるようになってしまい、観音様を信仰しているのかと間違われるようになりました…
牛肉ラーメンの牛肉抜き

ただ僕は観音信仰ではないので、食べようと思えば食べる事はできます。
タイ人同僚との営業外回りでクイッティアオ ヌーア(牛肉ラーメン)のお店に連れて行かれた時などは、クイッティアオ ヌーア マイサイ ヌーア(牛肉ラーメンの牛肉抜き) などを頼んでいます。
牛肉の塊が入っていなくても、牛肉の染み出たスープに浸かってるだけのラーメンはOKです。
そんな大仁田アツシさんもビックリするぐらい邪道な注文をしていた僕ですが、それを上回る大物が現れました。
正しい掟の破り方

タイ人の同僚が、家族で日本旅行へ。彼女の家族は観音信仰で、普段から家族の誰一人として牛肉を口にしません。
ところが…。
露店で焼かれていた和牛の香りに魅了された彼女は、落とし物をしたと言って家族を欺き、1人この露店まで舞い戻ってきたのです。まるで未成年が人目を避けてタバコを吸うように、彼女は禁じられた牛肉を頬張りました。その時に食べた牛肉の味が、今でも忘れられないようです。
牛肉でも和牛ならOK!