
毎月1日と16日に社内や街角から聞こえてくる悲鳴。
そう、タイの宝くじ抽選日だ。
令和コロナ時代に入り、給料もカット、もともと副業している人が多いタイ社会だが、
この時期になって、社員全員が何某かの販売員となってしまった。
うかつに社内も歩けたもんじゃない、営業だらけで
そんな中、同僚のE君はぼやいていた。
毎月の支払いが間に合わない、と。
何の支払いかと思ったら、宝くじの支払いだった。
政府がやってるやつじゃなくって、闇の。
タイ人は今このチャンスにこそ、と、人生を宝くじに掛けて楽しんでいる。
追記) 何やらハノイ宝くじというものがあるらしく、
月に2日だけだった悲鳴が毎日になった。
そんなタイと宝くじの切っても切っても切れない、ボロボロの赤い糸エピソードを紹介しておきたい。
宝くじ番号を当てたKOBORI
ある日、KOBORIは所在無く会社のオフィスに座っていた。
そう、新規立ち上げの事業も一段落し、
次は何をしようか考えていたような考えていなかったような、
そんな時期だったと思う。
同僚の女の子から不意に聞かれたのだ。
KOBORIは何の番号が好き?って。
僕は何の欲もなく答えた。
「ハハハ。そんなの512に決まってるじゃない。」
当然、無欲な精神状態で吐き出されたその数字が的中する訳だが、
それを2回連続でやってしまったのがいけなかった。
毎月1日、16日になると、KOBORIに数字を聞きに来る行列が出来てしまうようになった。
それからだった。僕が個人的に自動整理券配布装置を導入したのは。
パラグライダーで御裾分け
この度タイの東北地方ウドンタニ―から嬉しい知らせが届いた。
僕と同類のタイ人女性が、2年前に公営宝くじで9000万バーツ(約3億円)を当て、この度自身の誕生日である7月11日に、パラグライダー10機を使って
上空から現金と金のネックレスをばらまいた。
本来であれば48歳の誕生日であるので、
48÷3機のパラグライダーを使って48+125萬バーツをばら撒くべきであったのだが、
人それぞれ解釈は異なるので、この方の場合は10機のパラグライダーで30萬バーツのばら撒きとなったとのこと。
みなさんもパラグライダーを見かけたら、ばら撒きの可能性があるので、
近づいてみよう