
みなさん、覚えているだろうか。
2017年4月、タイで国際指名手配されていた山辺節子容疑者(62)が逮捕された。
7億もの金を騙し取り、海外移住生活を送っていた事で話題になっていたが、
一般的な美女が7億円騙し取った所で、ここまでの話題にはならなかっただろう。
たかだか7億。されど7億。
そう、罪の一部は、山辺節子被告自身の美貌にあったという事になる。
自分で自分の首を絞めてしまったのだ。

いくら並大抵の美女ではないとはいえ、逮捕後のニュースは日に日に減っていった。
正直、僕もこの美女の存在に関して、忘れかけていた頃だった。
ある日、ふとネットの海を散策していると、
拘置所で山辺被告をインタビューしたという記事に出会う事が出来た。
これを運命と言わずして、何と言おうか。
しかも拘置所内で短歌集「嵐の前に(全141首)」を執筆したとの事で、
山辺ファンに取っては、予想だにしていなかったプレゼントとなった。
この場をお借りして、そのほんの一部を紹介したい。
愛された 記憶たよりに 目を閉じる
-山辺節子ー
乳房やさしく 君との時間
無防備の 君の裸体 夜明かり
-山辺節子ー
ひとり占めなる 甘蜜濡れて
ここまでの生々しい描写で、
吐き気や何も感じ取れない男性は、不感症である可能性があると忠告しておきたい。
山辺被告には一刻も早く出所してもらい、
何て言うのかは知らないが、
還暦の次に控えたパーティーに参加したいものだ。